桜咲くパノラマのみちコース
コースのご案内
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コースの見どころ
大平下駅を出発し、ブドウ畑の中を進むと「雨月物語」や「七不思議」で有名な大中寺に着きます。舗装された歩道を東に進み、ゆるやかな坂道を登りきると、「陸の松島」と言われるすばらしい眺望の太平山謙信平に着きます。ここから一度六角堂まで下り、歩道の両側にアジサイの茂る長い石段を登りきると太平山神社です。桜並木の道を下ると郊外の住宅地に出ます。永野川を渡ると全山ツツジにおおわれた錦着山公園に至り、さらに市街地を進むと栃木駅に到着します。
コースのチェックポイント
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- スタート 太平下駅
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- チェックポイント 1 ぶどう団地
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グレープロードを中心に、広大なブドウ畑が広がります。巨峰を中心に 8月上旬から10月中旬までぶどうの香りでいっぱいです。
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- チェックポイント 2 大中寺
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- トイレ
- 駐車場
西暦1154年に開創された歴史ある寺であり、この寺の縁起は『今昔物語』や『雨月物語』の青頭巾としても名高く、境内にある七不思議伝説も有名です。
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- チェックポイント 3 謙信平
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- トイレ
- 休息所
- 駐車場
- 給水所
茶店がたくさん並んでいるところを過ぎると平らな見晴らしのよいところに出ます。ここが謙信平です。戦国時代に、越後の上杉謙信と小田原の北条氏康が大中寺で和議を結んだ時、上杉謙信がここから南に広がる関東平野を眺め、目を見張ったところから名付けられました。ここからは、条件のよい日には、東京スカイツリーや富士山を望むことができます。また雲海が広がる時には、陸の松島と呼ばれる風景を見ることができます。
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- チェックポイント 4 連祥院六角堂
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- 駐車場
六角堂は、あじさい坂の入り口に位置する天台宗のお寺です。天長4年(827年)慈覚大師円仁が太平山を開いた時に作られたお寺で、まつられてある虚空蔵菩薩は鎌倉時代の木造彫刻で、文化財に指定されています。建物は、明治35年に京都の古刹頂法寺の六角堂をまねて作られたもので、名前の通り重層構造の六角形をしています。
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- チェックポイント 5 随神門
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太平山神社の少し下にある立派な門です。享保8年(1723年)に建てられました。表には左大臣・右大臣、後ろには仁王様が配され、神仏習合の名残りを留めています。建て方は入母屋造り扇垂木で、俗に傘天井と呼ばれています。また、天井の龍の絵は雪舟の弟子磯部等随が描いたもので、建物と一緒に市指定文化財になっています。
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- チェックポイント 6 太平山神社
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- 休息所
- 駐車場
長い表参道の石段(あじさい坂)を登りつめたところにある神社です。石器・土器・祭祀遺跡出土により、今から2,000年以上前から社があったことがわかります。本殿をはじめ境内にはたくさんのお社があり、それぞれにいろいろな御利益があるため、年間を通じて参拝者が耐えません。
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- チェックポイント 7 錦着山
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- トイレ
巾着の形に似ているからとも、また春には全山のツツジが満開となり、錦の着物を着ているように見えるところから名付けられたともいわれています。山上にある護国神社は初代県令鍋島貞幹(なべしまていかん)が、明治12年(1879)に建立したものです。
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- ゴール 栃木駅
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- トイレ
- 駐車場
JR両毛線と東武日光線が乗り入れている栃木市の玄関口です。構内には観光案内所、周辺には有料駐車場やレンタサイクルがあり、蔵の街観光の起点になっています。