今年は、重点項目として 社会環境の実態とニーズの状況(栄養バランスのとれた食事を食べている状況、外食、持ち帰りの弁当・惣菜の利用状況、栄養成分表示に関する状況、ほか)についても調べてあります。
【調査結果のポイント】
若い世代ほど栄養バランスに課題
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事は、若い世代ほど食べられていない傾向にあり、この世代は、外食や中食の利用割合が高い。
特に20~30歳代の女性では、たんぱく質、カルシウム、食物繊維及びカリウムなどの摂取量が、60歳以上に比べて少ない傾向。
受動喫煙の機会は「飲食店」が最も高く4割超
受動喫煙の機会を有する者の割合について場所別にみると、「飲食店」では41.4%と最も高く、次いで「遊技場」では33.4%、「職場」では30.9%。
1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合が増加
1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、ここ数年で増加傾向にあり、睡眠の妨げになっていることは、男性では「仕事」、女性では「育児」「家事」。
地域でお互い助け合っていると思う割合が増加
居住する地域の人々が「お互い助け合っている」と思う者の割合は55.9%で、前回調査(平成23年)と比べて約5ポイント増加。
詳細については、厚生労働省ホームページを参照ください。