栃木県では、県民の生活習慣病予防や重症化予防、食育の推進等の健康増進の総合的な推進を図るために、令和4年度県民健康・栄養調査として、子どもと家族の食生活等実態調査、高校生の食生活等実態調査、県民健康・栄養調査を実施いたしました。
調査の結果は、「とちぎ健康21プラン」や「とちぎ食育元気プラン」を始めとする各種保健福祉計画等の策定やきめ細やかな健康づくり事業の企画、立案、実施のための基礎資料として活用いたします。
子どもと家族の食生活等実態調査結果
調査の目的
栃木県の保育所、幼稚園、認定こども園に通う子どもの食習慣や生活習慣の実態、保護者の子どもの健康に対する考え方などを把握し、今後の県民の健康づくりに役立てるために実施しました。
主な調査内容と実施時期
◇調査内容
子どもとその他の家族の食生活や生活習慣などの健康に関するアンケート調査
◇調査実施時期
令和4(2022)年9 月~ 10 月の任意の日に実施しました。
調査対象
栃木県内の層化抽出した保育所、幼稚園、認定こども園の3 歳~6歳児(8,867 名(回収率85.6%))の保護者に御協力をいただきました。
また、調査回答者7,590 名のうち白紙回答及び年齢不明者を除いた、総数7,546 名(男子4,008 名、女子3,527名、性別不明者11 名)を解析対象者としました。
今回の調査からわかった主なことがら
・ 朝食を食べない日がある子どもの割合は約3%
・ 主食・主菜・副菜を揃えた食事をほとんど毎日、1日に2回以上食べている子どもの割合は、およそ5割
・ 朝食を子どもだけで食べている割合は、およそ3割、一人で食べている子どもは約5%
・ 1週間に5日以上運動(外遊びも含む)をしている子どもの割合は、およそ6割
・ むし歯がある子どもの割合は、年齢が上がるほど高い
・ 同居家族の中に喫煙者がいる子どもの割合は41.2%、屋内で喫煙する家族がいる子どもの割合は12.6%
・ 子どもの休日の起床や就寝時間は、平日に比べ遅くなる傾向
・ アレルギー表示に関する特定原材料28品目を控えている子どもの割合は10.0%
・ 現在もしくは過去に食品を控えていた子どものうち、「保護者の判断で食品を控えている」と回答した保護者の割合は57.9%
※前回調査:平成27年度
調査結果資料
①概要リーフレット
②報告書
※後日公開予定
③基本集計表
④クロス集計表
高校生の食生活等実態調査結果
調査の目的
栃木県の高校生の食習慣や生活習慣の実態、健康に対する考え方などを把握し、今後の県民の健康づくりに役立てるために実施しました。
主な調査内容と実施時期
◇調査内容
高校生の食生活や生活習慣などの健康に関するアンケート調査
◇調査実施時期
令和4(2022)年9 月~ 10 月の任意の日に実施しました。
調査対象
栃木県内の各高校(全日制73 校)の2 年生の1 クラスを抽出し、全生徒2,567 名のうち2,546名(回収率99.2%)の高校生に御協力をいただきました。
また、調査回答者2,546 名のうち性別及び居住地区不明者を除いた、総数2,496 名(男子1,176 名、女子1,320 名)を解析対象者としました。
今回の調査からわかった主なことがら
・ 体格が「ふつう」の生徒のうち、自身の体格を「太っている・少し太っている」と回答した割合は男子でおよそ3割、女子でおよそ6割
・ 朝食を食べない日がある生徒は、男女ともにおよそ2割
・ 主食・主菜・副菜を揃えた食事をほとんど毎日、1日2回以上食べている割合は、男子でおよそ6割、女子でおよそ5割
・ 部活動も含めた1日の運動時間の平均時間が「1時間未満」の割合は、男子でおよそ4割、女子でおよそ6割
・ 自分の健康のために食事や運動に気をつけた生活を送っている生徒の割合は、男女とも半数以上
・ 睡眠による休養が「あまりとれていない」、「まったくとれていない」と回答した割合は、男女ともに前回より増加
・ 現在の健康状態を「とてもよい」、「よい」、「ふつう」と回答した割合は、男女とも9割
・ 最近の心身の状況は男女とも「だるい・疲れやすい」と回答した割合が最多
・ 平日のスマートフォン等の利用時間では、「娯楽」の割合が多く、2時間以上の割合がおよそ5割、5時間以上の割合がおよそ1割
※前回調査:平成28年度
調査結果資料
①概要リーフレット
②報告書
※後日公開予定
③基本集計表
④クロス集計表
県民健康・栄養調査結果
調査の目的
栃木県民の食習慣や生活習慣の実態、健康に対する考え方などを把握し、今後の栃木県民の健康づくりに役立てるために実施しました。
主な調査内容と実施時期
◇調査内容
(1)身体状況調査
・身長、体重(満1歳以上)、腹囲、血圧、血液検査、治療・服薬の状況等(満20 歳以
上)
(2)栄養摂取状況調査
・世帯状況、性別、年齢、仕事の種類、食事状況、食物摂取状況(料理名・食品の使用量
等状況)(満1歳以上)、1 日の歩行数(満20 歳以上)
(3)生活習慣調査
・食生活・運動・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣、健康意識の状況等(満20 歳以上)
◇調査実施時期
令和4(2022)年9 月~令和5(2023)年2 月の日曜・祝日を除く1 日
調査対象
令和2年国勢調査の一般調査区から無作為抽出された16 地区における526 世帯、1,289 名の皆様に御協力いただきました。
今回の調査からわかった主なことがら
・ 食塩摂取量は男女とも前回から横ばい、1日の目標量を超えている者の割合は、男女ともおよそ8割
・ 野菜を1日に350g以上摂取する者の割合は、男性36.0%、女性27.3%
・ 朝食を「ほとんど食べない」と回答した者の割合は、20~39歳の男女で前回より増加
・ 主食・主菜・副菜を揃えた食事をほとんど毎日、1日2回以上食べている割合は、男女ともおよそ5割
・ 運動習慣がある者の割合は、男女とも前回より増加
・ 1日の平均歩数は男女とも20~64歳で前回より減少
・ 睡眠による休養が充分とれていない者の割合は、年代が下がるほど高い
・ 受動喫煙の機会があったと回答した者の割合は、いずれの場所においても前回より減少
・ 生活習慣病のリスクを高める量の飲酒をしている者の割合は、前回と比較して横ばい
・ 咀しゃくに問題のある人の割合は、男女ともおよそ2割、75歳以上になるとおよそ4割
※前回調査:平成28年度
調査結果資料
①概要リーフレット
②報告書
※後日公開予定
③基本集計表
④クロス集計表
過去の調査結果
◆平成28年度
◆平成21年度